Brand Design

Brand Design|OPERA

※どのような戦略でブランドを設計したかを推察するトレーニングです
※下記は、個人的な推察のため正しいかは不明です

□ブランド
・OPERA
・https://www.opera-net.jp/

■ブランド理念(哲学、ビジョン、メッセージ)
・it Lady

■アウトプットメッセージ(ボディコピー)
・ちゃんと'キレイな大人'でいたい
 だけど、カンペキなんて可愛くないし、がんばりすぎも、気分じゃない。
 オトナっぽさも、可愛さも、おしゃれさも無理なく、ほどよく、いろんな魅力を
 'ちょうどイイ感じ'に取り入れたい…そんな'賢い欲ばりlady'たちへ。
 パパっと使えば、ピタリと決まるオペラのリップメイクアイテムで
 いろんな魅力を、さりげなく身にまとって
 何気ないのに、目を惹いてしまう今をときめくit Ladyなくちびるに。

■ストーリー(背景)
・背伸びせず、自分らしくいられるリップメイクアイテムがあったら。
 そして、毎日のリップメイクをもっと楽しめたら…そんな想いをもとに開発

■ビジュアルアイコン(色、形)
・モテ質感を感じるビビッドピンク
・顔色がパッと輝くあざやかな発色
・濃く感じさせない透け感とさりげないツヤ感

■パーソナリティ(振る舞い)
・洗練された女性のモテ感
・唇から幸福感漂う
・恋、モテ、キレイなど女の子がトキメク瞬間を与えてくれる

■企業貢献(ブランドの意味)
・手ごろな価格で、いまよりもっと手軽にメイクが楽しめる
・韓国で人気のティントリップが安心の国産ブランドで手に入る

■ドメイン(狙う市場)
・韓国コスメを好んで購入する層
・コスメを買いに韓国に旅行にいく層

■戦略ターゲット(顧客)
・流行には敏感であれこれちょっとずつ楽しみたい10-20代前半女性

■イメージタレント(ミューズ)
・なし
・#恋するくちびるのインタビューで、林田岬優さん、青柳文子さん、武居詩織さん、野尻美穂さんを起用

■生活者インサイト(価値観、心が動くスイッチ)
・自然体でカラーチョイスなど自分らしさを大切にしている
・自分に正直で誠実、そして好きな気持ちを素直に持ち続ける
・生き方に自信を持つかっこいい女性になりたい

■カテゴリインサイト(カテゴリの捉え方、選択基準)
・その日の気分をリップで表現
・一つひとつの商品に、女らしさ、可愛さ、流行感を妥協したくない

■ブランド体系(商品ポートフォリオ)
・グロス、ティント
・発色の良いカラーを複数種保有

■ポジショニング(差別化、USP)
・口紅で最旬、ど真ん中
・大人のモテを恥ずかしがらずに前面に出す

■機能的価値(理性評価)
・速攻完成スムースコスメ
・濃すぎないちょうどいいバランスで完成
・どの色も肌馴染みよく顔色を明るくする

■情緒的価値(完成評価)
・流行に乗っている
・手ごろなのもあり、その日その時の気分によって自分を表現できる

■ブランド体験設計(メディア)
・@cosme2017年上半期新作大賞
・@cosme2017年上半期口紅第1位
・@cosme2017年上半期新作リップグロスベストコスメアワード

人気のOPERA。
モテ質感リップ。
最近"モテ"という言葉が市民権を得たように感じる。
モテを意識していることを、人に知られるのが恥ずかしかった時代から、
今ではモテることは良いこと、私はモテたいと隠さないようになってきた。
そのど真ん中を突いた商品がOPERAなのかもしれない。

関連記事

  1. シングルからシークエンスへ 変わる動画広告トレンド
  2. デジタル会話量という新指標と計測の仕方
  3. 日本でのD2Cブランドの難しさ
  4. あらゆるカテゴリでポップアップストアが出てきている
  5. NiziUを生んだ虹プロジェクトの魅力
  6. サブスクリプションボックス人気の背景にあるセレンディピティ・マー…
  7. ブームにならないで売れ続ける難しさ
  8. セレブの嗜好ログリストが欲しい

Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

My Social Media Account

  1. Facebook
  2. Instagram
  3. Twitter
  4. Booklog
  5. RSS

最新記事

PAGE TOP