Deconstruction.
デコンストラクション。
広告会社のストプラのトレーニングにDeconstruction(デコンストラクション)というものがある。
ある広告を見て、そこから逆引きで、誰をターゲットに、どのインサイトを捉え、何を伝えるために設計されているかを考えるものだ。
アウトプットから企画の狙いを捉えることで、自分だったらこうするとか、この課題の解き方はパタン化できそう、といった自分の中の解法のストックができていく。
とはいえ、逆引きすると広告を見ても、何を想像すればよいかわからないと続かない。
手書きの戦略論の中の、クリエーティブブリーフの基本という項目から、プランニングに必要な要素を抽出。
宣伝会議
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クリエーティブブリーフを作るとき、実際はもう少し情報があるとクリエーティブは作りやすいのでいくつか足して下記のフォーマットを使うようにする。
□商品・サービス
■企業・ブランド課題
■コミュニケーションの目的(何を達成するか)
■ブランドを取り巻く環境(市場や競合の動き)
■コミュニケーションターゲット(誰に語りかけるか)
■社会・生活者インサイト(トレンド、キザシ、価値観、心が動くスイッチ)
■カテゴリーインサイト(カテゴリの捉え方、選択基準)
■デバイス・メディア・コンテンツインサイト(接触・探索する情報、入手経路、重視点)
■Reason To Believe(信じられる理由・根拠)
■機能価値(商品・サービスでもたらされる利便性や利益)
■情緒価値(商品・サービスを所有・体験することで得られるポジティブな感情)
■アイデア(課題を解決する発想)
■プロポジション(何をメッセージするか、間接的に伝わるメッセージ)
■トーン(どんな語り口・雰囲気で伝えるか)
■現状(どう思われているか)
■将来像(どう変えたいか)
■キャンペーン名(テーマ、外に出ないことも)
■アウトプットメッセージ(外に出るメッセージ)
■施策
□結果
今後、このフォーマットでDeconstructionを行っていく。