Work

トレーナーやバディになるたびに後輩に伝えてきた姿勢

「自走、前のめり、本気」

 

数年前から、自分がトレーナーやバディになるたびに後輩に伝えてきた姿勢。

 

たびたびウザがられるけど、その後輩も数年後、自身が後輩を持つときに、きっと理解するはずだと。

 

とくに大事なのが「自走」。

 

若手は、先輩から依頼されたことをきちんと自分ごと化して、確実にこなしていくことがまずは大事だけど、中堅に上がるにつれて、指示がなくてもどんどん自走してほしい。

 

先輩として、後輩がガシガシ勝手に自走してくれるととても助かるし、本人も自分で考えて動く癖がつくので、成長がとても早い。

 

後輩が間違っていたら、先輩は後ろから軌道修正をはかるので、臆せず、気にせず、勇気をもって進む力が必要。

 

後輩で、「むむむ」と思うのが、「どうしたらいいですか?」という質問。

 

どうしたらいいですか、よりも、こう考えたけどいいですか?とか、私はAだと思うけどBもあります、Aでよいですか?、という質問にしてほしい。

 

人に全部ゆだねると自身で判断する成長機会を失う。

 

「前のめり」の姿勢で、先輩の仕事をどんどん奪ってほしい。

 

先輩が後輩に仕事を依頼する前に、後輩自ら手を挙げて、推進してほしい。

 

いい年次になっても、上から言われないと動かない指示待ち人間がいるけど、どんな小さなチャンスも残さず拾って、先輩が不要になるほど、前のめりになることが大事。

 

先輩が不在な時、身動きが取れないときこそチャンス。

 

今回は先輩の下で動く、となったけど、次の仕事は、前のめりにこなしていた後輩に直接指名がいくはず。

 

自分が思うほど、周りは自分のことをみていないけど、自分が思うほど、周りはそんなところをという部分を実は見ている側面もある。

 

「本気」かどうかは、キックオフや毎回のミーティングでのアウトプットを見ればわかる。

 

出てくる質問でわかる。

 

全力で頭がちぎれるほど考えている癖がついていると、普段から「で?」「で?」「で?」を5-6回掘って考え続けているので、出てくるものが他の人よりも一巡も二巡も前に進んでいる。

 

思考の使い方として、横に網羅的に広げる思考も必須だが、時系列をイメージして、前に(縦に)広げる思考の使い方が特に大事。

 

次はこのアウトプットが求められるはず、次はこの議論に移るはず、と次の手を先に先に考えて、本気で取り組む。

 

合格点が70点だったとしたら、年次が上がり、案件数が膨大になったり、難易度が超絶高くなると、出すアウトプットは75点くらいでいいかもしれないが、若いうちは、120点を毎回狙いに行くように、フルスイングする方がいい。

 

手を抜いたり、やる気のない後輩は、先輩からすると次は指名したくない。

 

「自走、前のめり、本気」が大事。

関連記事

  1. 町家ラボ
  2. 昔のバイト先
  3. 広告主への出向を経験して
  4. ハプニング
  5. 勘弁してください
  6. B型自分の説明書
  7. ICOCA
  8. SUMMER SONIC2007

Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

My Social Media Account

  1. Facebook
  2. Instagram
  3. Twitter
  4. Booklog
  5. RSS

最新記事

PAGE TOP