数年スパンで、会社にNEWジェネレーションが入ってくる感覚。
価値観が異なる。
「結果を早く求めたがる人」が、気持ち増えている感覚。
物心ついたころから、ネット環境が整い、SNSを標準装備。
知りたい答えがすぐに手に入る世代。
知り合いの成功、名声が、毎日スマホに飛び込んでくる。
その中で、自分も早く偉くなりたい、早く成功したい、という感覚を持ちやすいのか。
もちろん、そんなのは、人によるのだが。
結果が伴っていないのに、早く承認されたい、というのがはっきり出てしまっている人が多いと感じるのは、気のせいか。
評価されないと、いまの会社では、自分の価値を認めてくれる人はいない、と感じてしまう。
悩ましい。
結論、「結果」を出してから言えばいい。
時流がある。
自身の探求していたテーマが、時流にあい、急に社外で注目をあびることがある。
トレンドにミートして、急に社内で高い評価を得ることがある。
ただし、時流やトレンドにあたるのは、「運」の要素が大きい。
人生には、しゃがむ時期がある。
ぐっと、こらえて、息を止めて、苦しいけど、焦るけど、次の結果のために、しゃがみ、大きく飛躍する機会を待つ時期がある。
早く果実を収穫したくなる気持ちはわかるし、若いときは、「勢い」があれば、それだけで注目を浴びることがある。
勢いのある若い奴がいるぞと。
粗削りだけど、最近、ああいう元気な奴は珍しいと。
ただし、中堅になると、「で、あいつ何か結果だしたのか?」と言われるようになる。
「勢い」だけで許されるのは、若い時だけ。
しゃがむ時期を受け入れ、ぐっとこらえ、その時までひたすら研磨し、企み、蓄積し続ける。
その後にくる、飛躍する時期を目指して。
その意味を理解するのは、時間がかかるかもしれない。