プランニングは宗派であり、正解はない。
山頂にたどり着けるのであれば、どんな山の登り方でもいい。
それを前提に、いいプランニングができたかどうか、自分の中での基準がある。
「納得」か「説得」か。
いいプランニングができたときは、「納得」が生まれる。
「納得」は、なるほど!たしかに!という反応。
どちらかというと、オーディエンスからプレゼンターに矢印が向く。
言葉を足さなくても、そうだ、そうだ、と反応がオーディエンスから送られる。
いまいちなプランニングのときは、「説得」が生まれる。
「説得」は、つまり~、なぜなら~、とプレゼンターが言葉を付け足す必要がある。
プレゼンターからオーディエンスに矢印が向く。
年次が上がると、いまいちなプランニングであっても、社内で違う!と指摘されることが少なくなる。
本音を言われづらくなる。
なので、プランニングの精度を測るために、「納得」か「説得」かを尺度に入れると良い。