TV

ネットTVの強みは深夜番組的おもしろさ

サイバーエージェントが提供しているAbemaTVのDL数が累計600万を突破。
順調にDLされ、多くの視聴者を獲得している。

このアプリ、コンテンツの豊富さも凄いがUIが非常に秀逸。
スワイプすることで、見たい番組をストレスなく探せる。

ぼ~っとしながら受動的に情報摂取するためのキラーアプリ。
このUIになれてしまうと、通常のTVがいかに使いにくいUIだったか再認してしまう。

スマホ版TVの構想自体は多くのメディアや代理店が既に考えているものだったのでは?
既存のTVをネットで配信するものから、AbemaTVのように、新規で番組開発するものまで。

こういう構想の時は、多くの企業(放送局)を巻き込むと、それぞれの意向が働き、一つの方向性や結論を出しにくい。
結果、動きが遅くなったり、ネガチェックが増え、中途半端なものができやすい。

サイバーエージェントは、まずはテレビ朝日と組んで一つの動画配信モデルを作った。
この流れに他放送局も乗ってくるか、このままテレビ朝日のみで拡大するのか気になる。

番組を見ていて思うのは、やはりTVの面白さは規制の少なさと比例すると思う。
深夜番組的面白さというか。

こんなことをTVで許されるの?というコンテンツこそ、日常では得られない面白さ、見たくなるモチベーションに繋がる。

昔のTVは面白かったけど、最近面白くないという声はネットでも多い。
電波少年の体当たり企画やロンドンハーツのブラックメール企画など昔は、これ視聴者からクレームくるだろ!と思うものが多かった。

そしてそういう番組が面白くて、毎週欠かさず見ていた。

AbemaTVは、まだ新しいメディアのため、今のTVではできないようなコンテンツが多い。

千鳥のラブホテル探訪、藤森慎吾と中村昌也の恋愛お悩み解決番組 僕らだから答えられることがある!とか面白い。
妄想マンデーやよゐこのカラダで調べる7~8の事では、深夜番組的エロネタでくだらないけど、会話のネタにしたくなるコンテンツ。
結構AVに近い要素まで踏み込んでいるのもあり、どこかミドルメディア的な感覚を覚える。

メディアは多くの人が視聴閲覧しだすと、何かクレームをいれる人が出てきて、徐々に表現がマイルドになる。
AbemaTVも今はクレームがないため、面白いコンテンツが多いが、今後もこの方向性は続けてほしいな。

ちなみに、他の放送局の動きでは、

フジテレビは、米ネットフリックスと提携し、月額650円から提供。
日本テレビは、Huluの日本事業を買収し、月額933円から提供。
TBSテレビは、C Chnnelと提携し、無料で提供。

どの放送局も事業買収や他社との提携で動画配信に本腰を入れている。

いたるところでフリーWifiが飛んでいるのもあるが、全て整備されているわけではないので、パケットを気にしながら動画をみている生活者がまだ多い。
携帯キャリア側のパケットの無制限定額化など、サポートなどがないとまだ本格的な普及には時間がかかると思われる。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
BI・デジタル・ストプラ

 

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