ひとりごと

辛いものは、いつまでも続かない

バラバラに動いているメトロノームを100台置いておくと、ものの数分で、すべてのメトロノームが同じリズムで動くようになる。

 

この同期現象、生物界でも見られるようで。

 

蛍の発光、カエルの鳴き声、コオロギの音色なども、相互に同期するのはよく見る光景。

 

人間も、スポーツや音楽でZONE状態に入ると、お互いの脳活動が同期するという研究も出ている。

 

目に見えるものではないが、人間同士リズムや周波数のようなものを発しており、それによって無意識に、快・不快を感じているようにも感じる。

 

広告会社に入社して、自分の中で結論付けた解がある。

 

「辛いものは、いつまでも続かない」

 

辛くてしんどい仕事は、永遠に続くものではなく、気づけばその仕事自体が、何かしらの要因で、勝手にどこかに行ってしまう。

 

この人と一緒にいるとストレス多くてしどいな、と感じていると、気づけばその人が、どこかに異動することになっていた。

 

この異動は、社内も、クライアントもそう。

 

ぐっとこらえる時期があって、心折れそうなときも、しばらく耐えていると、向こうから消えていく現象が何度もあり、「辛いものは、いつまでも続かない」ものだと、感じるようになった。

 

ここ数年振り返っても、これは結構きつい仕事で、クライアントも広告会社もお互いが消耗戦だと感じていたものが、最終的にその仕事をお互いクローズすることになり、無理のあるものはいつか消えると改めて感じた。

 

周りをぞんざいに扱う人がいて、その周辺にいる人からも不満が漏れ聞こえていたのだが、ある時、その人やその環境自体がリセットされ、急に健康的な環境が現れる、ということがあったのだが、こちらも、やはり無理のあるものは続かないということだと感じる。

 

嫌なことがあっても、一定期間我慢すれば、向こうから勝手に消えてくれるものであり、永遠に続くものではないと気づいてからは、どんな仕事、どんな人がいても、乗り切れると考えるようになった。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

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