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サービスではなく、モノでのサブスクは失敗する

トヨタのサブスクリプションサービスKINTOが10か月で1000件にも満たない利用でとどまっているニュースをみて、モノでのサブスクはやっぱり難しいなと。

あれだけ大々的に広告を実施しても1000件というのは、事業的に失敗と言えるし。

 

資生堂のOptuneも、大きくプロモーションをかけていたが、おそらく数千~数万件ほどの利用でとどまっているのではないか。

ダイソンの掃除機も月数千円で使えるが、高単価の商品をサブスクで利益を回収するには相当な時間と体力がいるし、これで食べていけるほどの”事業”まではまだまだ育て切れていないはず。

 

もちろん、サブスクはサービス系の企業とは相性がいい。

 

AmazonプライムやNetflix、Spotifyのように、デジタル上でのコンテンツサービスを展開する企業はサブスクとの相性がよく、コンテンツコストを一定数かければあとは会員が増えるたびに利益になって返ってくるので、事業として太い柱になりやすい。

 

モノ販売で苦しむ企業と議論しているとサブスクというアイデアが度々でるが、サービス系か原価・単価が安く回収が容易なモノでないと、なかなか苦しい戦いになる。

 

これまで取れていない顧客の購入・使用データを集め、まずは見える化という目的であれば全然よいのだが、まだ時期尚早なのだろう。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

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