Amazon

Amazonダッシュボタンは布石で家電の中に機能として入り込む

Amazonのこれまでの流通のあり方を次々と破壊しイノベーションを起こしていく動きが素晴らしい。

17年夏には、商品を出荷する店舗と配送を行う輸送業者を直接結びつけることができる、Uberの荷物版アプリをリリース予定。

 

中間業者を排除して配送手数料を削減できる。

ドローンで人手を介さないというのも過去ニュースであったな。

また、ホリデーシーズンに品切れを起こすくらい人気なAmazonエコー。

音声アシスト機能で、必要な商品をスマホやパソコンを立ち上げなくても注文できる。

レジレススーパーのAmazon Goに、Amazonダッシュボタンも。

既存のビジネスモデルを壊し、新しいルールを作ろうとしている。

この中にもまだまだ布石となる、仕込みビジネスもあるだろう。

最近ようやく家に届いたAmazonダッシュボタンだが、ポチれば商品が即座に届くが正直ボタンだけ部屋にあるのは違和感だ。

壁に商品のボタンがポコッと貼り出されてても使うのは月一度など。

どうせなら、既存の家電にその機能が搭載されてある方が嬉しい。

家にある冷蔵庫のボタンを押せばAmazonダッシュボタンとして機能する、のような。

Amazonからするとダッシュボタンは家庭内に入り込む布石であり、今後家電メーカーと交渉するための材料として今はデータを貯めているのかもしれない。

配布数や利用頻度などからニーズを示し、家のあらゆるモノにAmazonと繋ぐ機能をとりつける。

テレビのリモコンに搭載、空気清浄機のボタンの1つに搭載、のように。

いきなり業界を動かすには時間がかかるので、まずはダッシュボタンをバラマキ、交渉の材料にしていくのではないだろうか。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

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