これまでのロジャースが提唱した、イノベーター理論では、イノベーター(2.5%)、アーリーアダプター(13.5%)、アーリーマジョリティー(34.0%)、レイトマジョリティ(34.0%)、ラガード(16.0%)の5ステップに分けられていたが
アクセンチュアのシニア・フェローのラリー氏が提唱した理論、ビッグバン・ディスラプションでは、2つのステップの分けられる。
トライアルユーザー、バーストマジョリティーだ。
トライアルユーザーが試しに使い、その後、バーストマジョリティーが一気に市場に押し寄せてブームが到来。
その後、急速に市場は減少し衰退する。
浸透と衰退のスピードが上がっており、一つの商品のライフサイクルがかなり短くなっている。
Kinectが良い例か。
発売後60日で800万代売れたが、その後2年ほどで売り上げが減少した。
商品もそうだが、コンテンツやタレントの消費スピードもかなり早くなっている感がある。
面白いコンテンツはデジタルで一気に拡散され、デジタルやマスで一気に消費される。
ラッスンゴレライが一気にブームが来て、一気に過ぎ去ったのも近しい。
シェアできる環境が整ったことで、普及スピードがあがり、その分消費スピードもあがった。
いまは、どの分野でも生き残っていくのは難しい。
この時代につくられるロングセラーブランドはどんなものだろうか。