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パズル&ドラゴンズの登場によるスマホゲームの変化

ガンホー・オンライン・エンターテイメントの
パズル&ドラゴンズが900万ダウンロードを達成した。

約1年でよくここまでユーザー数を拡大したなぁという驚きもあるし、
売り上げランキング1位にもなりビジネスとしても成功していることは素晴らしい。

ガンホーは、もともとパソコンのオンラインゲームで収益を得ていたが
今や収益の大半がパズドラに変わった。

いままで、スマホゲームといえば
DeNAとGREEの二大巨頭がおり、カードゲームが主流だった。

mixiやAmeba、LINEなどのゲームも拡大してきて
カードゲーム以外もRPG、パズル…など様々なゲームも増えてきた。

そんな中、じわじわと人気が広がってきたのがパズドラだ。

ゲーム画面をみればわかるとおり
画面の上部にはドラクエを想起するようなモンスターバトルと
画面下部ではLINE POPのようなパズルゲームとなっている。
pazudora2

また、ゲームに登場するモンスターを捕まえて合成させるなど、
自分だけのチームも組めるところはポケモンを思い出すような
モンスターのコレクション機能もついている。

pazudora3

いわばいいとこ取りのゲームになっており
ゲーム時代しっかり作り込んであるので隙間時間についついやってしまう。

ちなみに、スマホアプリについて
DeNAやGREE経由でゲームを提供するとGoogleなどに3割の手数料が引かれ、
そこからDeNAやGREEに3割の手数料を渡す必要がある。

ゲーム開発会社からすると、できるだけゲームプラットフォームを経由するよりも
直接アプリをDLしてもらった方が手数料がかからず収益的には助かる。

今のスマホアプリで必要なことは

30秒〜数分などの隙間時間で実施可能な「短期実施可能な設計」と
アイテムやモンスターをコツコツ集めて行く「コレクション機能」、
他プレイヤーと協力してダンジョンを攻略できる「ソーシャル性」、
また、プレイのモチベーションを上げるための「ランキング機能」などが
必要ではないか。

個人的にはカードゲームからやや離れつつある。

ゲームにゴールがないと、大きな達成感が感じなくなるのと
無課金である一定のレベルになるとクリアが難しくなるので
そこで離脱をしてしまう。

カードゲーム、パズルゲームときて
次は何のゲームが流行るのだろう。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

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