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クリエーティブなど、感性の仕事までAIが奪い出した

AIが人間の仕事を奪う。

 

AIが出始めたとき、そんなことが騒がれたけど、実際に奪われ出しているのを目の当たりにすると、いよいよ人間のする仕事が減っていく気がしていた。

 

だけど、広告会社にいる中で、「そうはいっても、アイデアとか感性の仕事は、さすがにロボットじゃ無理だよ。だから、これから必要な能力は、感性だよ。」

 

なんて言っていた自分がいた。

 

ただ、画像生成AIはその概念をぶっ壊してきた。

 

結論から言うと、いや、もう、感性の仕事も、高精度、大量にAIが大体できるほどの精度で成長し続けており、人間が存在する意味があとどれくらいの期間残っているか?ということだ。

 

まぁ、グラフィックや動画に関する領域だけが、今見えている状況かも知れないが、この速度で行くと、コミュニケーションのコアアイデアやコンセプト、着眼点など、あらゆる右脳作業を、AIが代替するのかもなんて、思えるほどだ。

 

特に、画像生成AIのStable Diffusionはヤバい。

 

すごい騒がれたMidJourneyを超える、高クオリティ。

 

しかも、これだけすごいテクノロジーが、オープンソース化。

 

普通なら、大手企業が開発した技術を他企業に公開なんてしないで、収益に結び付ける。

 

でも、Stable Diffusionを開発したStability AIのCEOがぶっとんでる。

 

それすらも、オープンソース化することで、多くの人が当たり前に、簡単に、クリエーティビティなアウトプットができるようになる。

 

後数年ほどで、マーケターなんていらない世界が、来るのか、来ないのか・・・。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

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