車や家など、大きな買い物をした時、買う前よりも、買った後の方がホームページやパンフレット、クチコミを見る。
入学を決めた学校や、入社した会社など、人生を左右する選択も同じ。
人は、自分の選択を正当化するための理由を、あとから探す。
燃費が良く、デザインも素敵で、今年一番人気の車種タイプ。更に金利も低く良かった。
だから、自分の選択は間違いなかった。
といったように、行動の後付けで、理由を作る。
大きな選択になるほど、その傾向は強い。
全然違う話だけど、自分的には同じような部類の話がある。
例えば、事業会社から「バズらせたいので、こんな企画を考えて欲しい」と依頼があって、ご依頼の通り、バズらせる企画を提案したら、「今回のキャンペーンで、何故、バズらせないといけないのですか?」と、謎の返しを受けることがある。
「!?・・依頼したのはそちらですが、何故それをするのかと、我々に問うのですか?」と。
この「依頼されたので提案したら、何故それやるのと返される現象」毎年必ず1回はある。
代理店あるあるなのか、わからんけど、この現象に名前を付けたいっ!!
要は、依頼したけど、提案されたらされたで、何故それをやるかの理由も考えて欲しいということなんだろうけど、そこすっ飛ばして依頼を受け、そのままダイレクトに返すと、何故これを我々がやらねばならんのか、その理由を述べよ、と返されるということ。
何にしても、理由って大事よね、という話。