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リアル謎解きイベント

3年前くらいだったかな。
その頃「リアル謎解きイベント」と呼ばれていたか覚えていないが
宝探しイベントなるものが存在していたのは知っていた。

最近、よく「リアル謎解きイベント」の話題を聞くのと、
企業やアニメとコラボした大掛かりなイベントも増えてきて
注目をあびているのだなと感じる。

リアル謎解きイベントとは、
ホテル、球場、モータショーなどのイベント会場にて
宝探し、犯人探し、密室からの脱出といった謎解きを
リアルに体験できるイベントのことである。

「TVゲームのようにキャラクターを操作するのではなく、自分自身がプレイヤーとなり物語の世界に入り込める。それが一番の魅力ですね。あとは、チームで謎を解く人も多いのですが、1つの目的に向かって団結するので、部活動や文化祭に似た楽しさがあります」

引用:R25.jp(SCRAP加藤隆生氏 取材)

実際に行われているリアル謎解きイベントの事例に
東京ドームで行われた『あるドームからの脱出』を紹介する。

これは、東京ドームを貸し切り、約1,000名もの参加者が
謎を解きながら脱出を試みるイベント。かなり大掛かり。

会場では、東京ドームのMAPと謎解きの解答用紙を受け取り、

バックスクリーンに映し出された問題を解いていく。制限時間は1時間。

A.ココ(グラウンド両端のカメラマン席)
B.1F両端、煙を出す所
C.V字階段、博物館前
D.はためくものの裏
E.4階に11枚貼ってある
と書いてある。

色々な場所に手がかりがあるので、それをもとに情報収集。
ライト席、レフト席など離れたところに手がかりが散らばっているので
チームのメンバーと手分けして奔走する。

東京ドームを丸々使うので、情報収集だけでも大変そう。
東京ドームに寝っころがるとドームの天井に手がかりがあることに気づいたり。

クロスワードのように文字を当てはめ、計算して、
その解答をもとに、ある扉までたどり着けると脱出に成功。
最終的に、東京ドームのプレミアムラウンジにたどり着く。
脱出した人のインタビュー、記念撮影をして解散。
参照:イノミス(『東京リアル脱出ゲーム あるドームからの脱出』に参加してきた)

このイベントは、森永の「チョコモナカジャンボ」とコラボしており
東京ドームで流れているCM「チョコモナカジャンボ」が謎解きのヒントとなっている。
そして、謎解きを通じて企業の商品の印象が深く刷り込まれる。

体験者側は楽しみながらこのイベントに参加でき
企業側は謎解きのヒントとして商品を訴求できるというメリットがある。

他にも次のようなものとコラボしたリアル謎解きイベントがある。

ショーとコラボ

謎解きスパイゲーム 迷宮モーターショー
東京モーターショーとコラボして、謎を追うイベント。

アニメとコラボ

エヴァンゲリオン ある使徒からの脱出
閉園後の富士急ハイランドで、エヴァンゲリオンの世界観を活かした謎解きイベント。

名探偵コナン 大泥棒トレジャーキングからの挑戦状
姫路セントラルパークで、コナンたち少年探偵団と謎解き宝探しを行うイベント。

ゲームとコラボ

逆転ミステリー劇場 狙われた仮装コンテスト
カプコンの大人気ゲーム逆転検事2の販売に合わせた謎解きイベント。

小説とコラボ

マスカレード・ホテル
東野圭吾著のマスカレード・ホテルに取材協力しているロイヤルパークホテルを舞台に
ホテル内外に隠された手がかりをもとに犯人を推理するイベント。

今後も新たなコラボが登場しそうなリアル謎解きイベント。
人気漫画 宇宙兄弟とのイベントも決まっているようで
一度参加してその楽しさを体験してみたい。

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千田 智治
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