レイチェル・ボッツマン/ルー・ロジャース著の
「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略」を読み終わる。
本書は、シェアという視点で色々な事例を紹介している。
オバマの選挙にてユーザーにイベントの参加をさせたり、資金集めを行うこともシェア。
ワシントンDCのスマートバイクと呼ばれる、スマートフォンやインターネットを利用して自転車の空き具合と乗降ステーションの場所がリアルタイムにチェックできる自転車シェア。
中古服のP2P交換サイト、スレッドアップも子供服を交換することでシェア。
といったように見渡せばシェアと定義できるサービスであふれている。
「皆で作る」ということもシェアと定義するならば、日本ではキャラクターを作るというシェアも実現できている。
ローソンのあきこちゃんは良い例だろう。
ユーザーから顔のイラストや、声など皆で愛されるキャラクターを作り上げていくことで、これからもずっとその愛着は残る。
初音ミクも同じだ。
ソーシャルメディアが普及した今、また、物が溢れている今だからこそ、「シェア」というビジネスが成り立つと思われる。