京井良彦さん著の
「ロングエンゲージメント なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか」
を読み終わる。
京井良彦さんは3分間ビジネス・スクールというブログで定期的に、コミュニケーションをテーマに記事を更新している。
消費可能な情報量の話から、Twitter・Facebookの登場によってコミュニケーションの変化まで丁寧に書かれていて読みやすい。
マスを利用してアテンションを注視した「説得」の時代から、生活者が評価する「共感」の時代にコミュニケーションが変化していることが記載されており、後に佐藤尚之さんと提唱した「SIPS」理論のもとになった考えだろう。
生活者は、自分も製造に関与しその行程に巻き込まれることによって商品への愛着心が増し、ブランドとの関係性が深まる。
こういったものをエンゲージメント・マーケティングと呼び、その関係性を良く継続していく考え方を「ロングエンゲージメント」と名付けている。
ロングエンゲージメント なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか
posted with amazlet at 12.05.06
京井 良彦
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