タラ・ハント著の「ツイッターノミクス TwitterNomics」を読み終わる。
タイトルがTwitterと記載されているが、ブログ、Podcast、Twitter、wiki、ソーシャルブックマーク、WEB2.0など、デジタルの動向全般についてまとめられた書籍。
この書籍で「ウッフィー」という単語が使われている。
実在する単語ではないが、ソーシャルネットワークで結ばれた人同士の間に時間をかけて育まれる信頼、あるいは尊敬、あるいは評価が形成するソーシャル・キャピタルを「ウッフィー」と定義している。
オープン化した社会で、リアルでどれだけ奇麗な企業として取り繕うとしても、ネットでは本当の姿が暴かれてしまうと、信頼が下がるという、ウッッフィーを一つのモノサシで説明している。
WEBを使って顧客あるいは友人を増やす秘訣が奇麗にまとめられている。
事例が多く読みやすい。
ツイッターノミクス TwitterNomics
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タラ・ハント 津田 大介(解説)
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