CM

松岡修造を科学する

松岡修造って昔から全然変わってない。

けど、CMでしょっちゅう見る。

会社に行けば、ほめくり、修造!を飾っている人を見る。

なんか周りでも人気だ。

彼が変わっていないとなると、彼に時代が追いついたのか。

プロモーション企画で、タレントを起用した案が出る。

松岡修造を起用した企画なんて聞くだけで、なんとなくアウトプットがイメージできてしまう。

全力で松岡修造が叫んでいるあの感じ。

それくらいブレていないキャラクターだ。

何で人気なんだろう?

松岡修造から感じるのは、熱血、全力、応援、誠実、真剣、前向き、明るさなど。

超ポジティブの塊みたいな存在だ。

P&Gのファブリーズ、明治安田生命のベストスタイル、日清の麺食品、サントリーのCCスポーツなど。

一流企業がこぞって起用する。

役柄も、パパからスポーツ選手、職人、サラリーマン、薬剤師など様々だが、松岡修造のキャラを活用したものが多い。

松岡修造を起用するのは、ブランドに対する、勢い、明るさ、誠実、真剣といった、松岡修造がもつ活力イメージを与えたいためだろう。

身近に彼がいたら、そうとう暑苦しい。

そうとう苦手だ。

でも、メディアとして接する彼とは距離があるから、逆にあれくらい暑苦しい方が、他のタレントと比べて特徴がはっきりしていてわかりやすい。

人は、真面目で誠実な人が好きだ。

嘘をつかず、ただ愚直に、目の前のことに全力になっている人は信頼できる。

大人になるにつれて、そんな人はいなくなる。

わらっちゃうくらいの真面目さ、熱さ、熱血さを感じると、そんな人を応援したくなる。

そんな人を見ると、元気が出る。

ポジティブの塊こそ、ブランドに活力イメージを与え、見ている人も元気にさせる。

そんな彼は、男性や女性からも、”人として”好かれる。

松岡修造、いい意味できっと10年後も変わらないままだろうな。

ずっとそのままでいてほしい。

関連記事

  1. 課題設定で差がつく
  2. 広告っぽくない伝え方 進化するプロダクトプレイスメント
  3. 表情解析で視聴質測定
  4. 炎上した日大アメフト事件からの学び
  5. CMで正統派タレントとお笑い芸人を組み合わせるワケ
  6. ネットTVの強みは深夜番組的おもしろさ
  7. 携帯キャリアCMは複数タレントの道へ
  8. NOTTVモニター端末を使ってみた

Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

My Social Media Account

  1. Facebook
  2. Instagram
  3. Twitter
  4. Booklog
  5. RSS

最新記事

PAGE TOP