雑誌 人工知能&IoTビジネス
ネスレ高岡社長の記事より。
マーケティングとは、お客さんの問題解決であり、そのプロセスである。
その問題は2つある。
1つは、お客さん自身に聞いてもわかっていない問題。
英語ではアンコンシャスプロブレムという。
もう1つは、消費者調査で出てくるような、自分で認識している問題。
その両方を解決するのがマーケティング。
イノベーションは、お客さんに聞いても答えられないような問題を解決したときにのみ生まれる。
お客さんが答えられる問題の解決は実はリノベーションでしかない。
データ分析はリノベーションには凄く役に立つ。
作りたいのは、データサイエンティストではなく、マーケター。
マーケターは全社員であり、そのためにイノベーションアワードで教育している。
データ分析のスペシャリストは外注すればいい。
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うちの会社もグッドイノベーションという、スローガンがあるが、
すでに頭の中にある課題解決ではない、これまでにない解決方法を提示する社員であれ、という意味を込めているのか。
データ分析=手段。
それは外注し、事業運営上、それをデザインする方に力を割くということか。
デザインする方に回るか、データサイエンティストのように専門家に回るか悩む。