オランダのKLM航空はFacebookとLinkedInを利用した
座席予約サービスMeet & Seatを2012年2月より開始した。
このサービスは、ソーシャルメディアのプロフィールを確認して
飛行機の座席を予約することができるサービス。
飛行機は当日座席に座るまでどの人が隣に座るかわからないが
それを事前に把握でき、座席の予約に反映できるため
ビジネスなどに活かすことが可能となる。
Facebook、LinkedInのアカウントでログインを行う。
友人や恋人を捜す人はFacebook、
ビジネス上の繋がりを求める人はLinkedInを使うのではないか。
座席上にソーシャルメディアのアイコンが表示されるので
プロフィールを確認しながら座席を決めていく。
過度に出会い系の場として利用されなければ良いが
事前に誰が座るかわかるのは男女ともに安心するし
ちょっとした移動時間が楽しい出会いの時間に変わる画期的なアイデア。
飛行機内で意気投合して商談がスムーズに行ったり
仲良くなればタクシーの相乗りもあるだろう。
これが日本で同じようなサービスとして実施されるには
”出会い系サービス”ではないということを明確に示さなければ
企業として実施をすることは難しいのでは。
飛行機という普段頻繁に乗るものでなかったり
主にビジネスマンの利用を想定したサービスだから良いのかもしれない。
日本だと…
JALやANAが実施するのも面白いが
ミュージシャンのライブでも同じようにできないかな。
ライブでは座席を指定することはできないが
アーティストを応援する人同士の趣味嗜好は結構似ていて
待ち時間に意気投合したり情報交換をして
ライブが更に楽しめるようになったら個人的には嬉しい。
ソーシャルメディアを利用して既存のサービスに
付加価値を提供する方法も増えてきた。