communication

エモいは正義

ほろよいの広告って、エモくて同業内でも人気だ。

 

なんでだろ。

 

懐かしさと、はかなさと、心地よさと、それが、どこか新しさを感じる。

 

エモいというと、淡い色合いのクリエーティブで作られた製品やイベント、広告を想起し、「Z世代向け」って思いがち。

 

例えば、PLAZAとカンロがコラボして作ったEMOTIONAL CANDYなど。

 

以前、朝日広告賞を受賞した広辞苑の広告でも、エモいとは、切ない、美しい、はかない、懐かしいを包含した言葉と表現してあった。

 

つまり、エモいって、懐かしいってことでもあるので、Z世代だけでなく、その世代を経験したミドル世代以上も、共感する感情なのね。

 

そういう意味でいうと、シーブリーズが、「あの日」の思い出を喚起するエモい施策を行っているけど、メインターゲットである若年層にメッセージしつつ、その親世代にも、学生のときに、青春を楽しんだ懐かしさを感じてもらっているので、使うターゲット、お金を払うターゲットをダブルで刺激しているということか。

 

よくできてる。

 

エモいって、エモーショナルを語源に、感情が動かされた状態を言うから、「感動したw」という言葉と一緒で、年齢を問わない言葉だと、改めて実感。

関連記事

  1. 裏切るって面白い
  2. 多くのパーパスが「自分らしく生きることを支える」とカニバっている…
  3. ファネルのとおり、生活者って商品を買ってますか?
  4. J-WEST CARD
  5. デジタル会話量という新指標と計測の仕方
  6. トップマーケターのライブ・プランニングから学ぶ思考プロセス
  7. 星の王子さま
  8. コンセプトメイキングだけではなくシナリオメイキングまで必要

Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
ストプラ・デジタル

 

三児のパパ

My Social Media Account

  1. Facebook
  2. Instagram
  3. Twitter
  4. Booklog
  5. RSS

最新記事

PAGE TOP