ストプラの作業領域に、ブランディングがある。
ブランドにもよるが、数か月から半年、長い物では2年以上かかるものもある。
支社や事業所が複数あったり、関係部署が複数ある企業では、多くの人のコンセンサスを取ってブランドを組み立てていく必要があるので、かなりの時間を要する。
ブランドを設計するためのフレームワークは、エクイティ・ピラミッドなど色々あるのだが、既存ブランドを要素分解し、どのような戦略でブランド設計をしているかを逆算し推測するなど、普段からトレーニングしていないと設計が難しい。
必要に迫られてから事例を集めたり、設計を考えるのではなく、普段から人気のブランドやロングセラーブランドがどのような戦略で設計されたかをトレーニングすることで、今後のブランド開発に生きてくる。
既存ブランドを要素分解し、ブランドがどのように設計されていったのかを逆算していく。
■ブランド理念(哲学、ビジョン、メッセージ)
■アウトプットメッセージ(ボディコピー)
■ストーリー(背景)
■ビジュアルアイコン(色、形)
■パーソナリティ(振る舞い)
■企業貢献(ブランドの意味)
■ドメイン(狙う市場)
■戦略ターゲット(顧客)
■イメージタレント(ミューズ)
■生活者インサイト(価値観、心が動くスイッチ)
■カテゴリインサイト(カテゴリの捉え方、選択基準)
■ブランド体系(商品ポートフォリオ)
■ポジショニング(差別化、USP)
■機能的価値(理性評価)
■情緒的価値(完成評価)
■ブランド体験設計(メディア)