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RFIDとソーシャルメディアの相性

RFIDとは、Radio Frequency IDentificationの略で、ICチップを利用した非接触認証技術のことである。現在では、Suica、ICOCA、Edy、社員証、おサイフケータイなど活用され普及している。

このRFIDはソーシャルメディアと相性がよく、スポーツやエンターテイメントに利用されている。RFIDとソーシャルメディアを利用した5つの事例を紹介する。

Epic Mix

スキーリゾートで活用されたものに、Epic Mixがある。
このシステムは、5つのリゾートで89のスキーリフトで利用されている。

スキーリフトパスにRFIDが内蔵されており、リフト乗り場で接触させればセンサーが反応。本システムは、モバイルと連携しており、スキーで滑った距離や、シーズンの総滑走距離などの確認が可能。Epic Mixを通じて友人がゲレンデのどこを滑っているか把握することもできる。

ゲレンデには、Epic Mixの写真撮影隊がおり、様々な場所でゲレンデを滑る人を撮影してEpic Mixにアップロードしている。もちろんユーザーは撮影した写真をWEBで確認できる。

また、アップロードされた写真は、各ユーザーのFacebookやTwitterに投稿することができ、旅の思い出を多くの人にシェアすることが可能。カメラを持ってゲレンデにいく必要もなくなり、ゲレンデを滑っている写真撮影は誰か人に撮影してもらわないと難しいので非常に助かる。

Epic Mixでは、一定の条件を満たせば、Foursquareのバッチのように称号を貰えるため、コレクションするためにゲレンデに通う人もでてくるだろう。

動画↓

ASICS New York City Marathon

ニューヨークシティマラソンは、ニューヨークロードランナーズが主催するフルマラソン。大会当日にASICSが用意するブースでランナーにRFIDタグを配布。ランナーは自分の靴にRFIDタグを着けて走る。

ASICSが設置したビデオブースやWEB上にて、ランナーの家族や友人、恋人などからランナーを励ますメッセージを撮影&投稿してもらう。メッセージはサーバーに一時保存される。

コースにはRFIDの受信器が埋め込まれたシートが敷かれており、その上をランナーが走ると屋外のデジタルサイネージにランナーを励ますメッセージが放送される。事前に保存された応援動画とランナーのIDを紐づけることで、特定のランナーに向けてメッセージを送ることを実現している。

動画の応募には、ASICSのFacebookアカウントなどで多くのユーザーに告知された。

動画↓

Coca-Cola Village

Coca-Cola Villageは、プールやゲーム、スポーツを楽しめるテーマパークで、流行りつつあるFacebookリストバンドを先駆けて利用した。入り口で来場者にFacebookのリストバンドを配布。このリストバンドには来場者のFacebookアカウントが登録されており、来場者は、Coca-Cola Village内にある「いいね!マシーン」にリストバンドを接触させる。

「いいね!マシーン」でリストバンドをかざすと、そのユーザーのFacebookのウォールに自動的に「いいね!」が投稿される。また、写真撮影後に撮影者の持つ手持ちの「いいね!マシーン」にリストバンドをかざせば、写真もウォールに投稿される仕組み。

来場者は手軽に情報発信しながら、テーマパークの思い出を残すことができる。

動画↓

Ushuaia Beach Hotel

Ushuaia Beach Hotelでは、プールやフェス、クラブなど、ホテルの施設で利用できるFacebook連動リストバンドを配布。Coca-Cola Villageと同様に、来場者は「いいね!」受信機にリストバンドを接触させるだけでFacebookにログを自動投稿。

ホテル施設全体で利用できるため、一日中ホテルのイベントに対して「いいね!」情報がたまる。企業からすると、来場者が手軽に何度も情報発信してくれる仕組みは非常に助かると思う。

汗をかき、あまり荷物を持ちたくない夏フェスでの利用はとても共感できる。

動画↓

Wooz.in

最後は、Facebookのリストバンドなどソーシャルメディアと連動したサービスを展開するWooz.inの事例。リストバンドがFacebookと連動しているのは他の事例と同じだが、「いいね!」情報が会場のデジタルサイネージに表示され、他の来場者はそれに興味を持ちそこから利用者が広がる仕組み。

また、「いいね!」と引き換えに景品を渡すことでFacebookリストバンドの利用を促している。来場者はGUINNESSが欲しいので「いいね!」をする。GUINNESSは景品と引き換えに来場者のFacebookのウォールで告知ができる。

WEB上で「いいね!」ボタンがあれば、簡単に「いいね!」を押すが、リアルの場でも「いいね!」ができる環境があればどんどん利用されるのだろう。

動画↓

今後、日本でも屋外イベント、スポーツ、アミューズメントパークなどでRFIDとソーシャルメディア連動施策の事例が出てくるだろう。Facebookリストバンドについては、規格を統一して日本のいたるところで利用できるようになるといいなぁ。地元の飲食店や海外の観光スポットなどにも「いいね!」が簡単にできるようになれば、色々なことが見えてきて面白くなるだろう。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
BI・デジタル・ストプラ

 

二児のパパ

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