今年はあまりセミナーやカンファレンスに参加できなかったが、アドテックはいくつかのコマは歯抜けだが参加できた。
全体傾向を語れるほど見れなかったが、気になったトピックを備忘録的に(だいぶ遅いけど)。
美しさは、毎年定義が変わっている
gettyが毎年「女性」「男性」に関する画像トレンドを見ており、女性は美しさの定義が毎年変わりつつある。男性はここ最近ようやく変化がみられており、ゲイカップルに子どもがいる写真が家族の写真のTOP10に入るなど、多様化が浸透。
データマーケティングは売上を最大化できるが、コカ・コーラは生めない
データマーケティングは人の分析を機械が行っており、その時点でコモディティ化している。そこでの差別化は難しい。ただし、新商品を生むプロセスは、データをゴリゴリしていても生まれない。
ようやくブランドセーフティが標準装備
数年前からビューアビリティ、アドフラウド、ブランドセーフティなどの議論がされており、一部の取り組みの早い企業がやっていた感あったが、今年ようやく浸透した感覚。それを踏まえて、どうプランニングするかが今後のキモ。
経営者は、まずやってみる、上手くいった時に立ち止まって後から理由を考える
マーケティングスピードが速い時代、経営者は隅々まで考えるよりも、結果をもとに振り返る。PDCAというよりもDCAPという順でやっている。
好きなもので尖って個でビジネスする人が当たり前になった
CChannelの和田さんという女性社員は、もともとコスメが好きでYouTubeに個人的に投稿していたら、今ではファンも増え、YouTuberで生計が立てられるくらいに。
あと、個人的には昨年から今年にかけてのP&G卒業生(マフィア)の方の講演、出版が目立った年でもあり、P&Gってすごいなぁと改めて思った。
アドテックでもP&G卒業生が講演されていたが、卒業生が一気にいろいろなところで活躍すると、個が面になり、大きなインパクトを感じるなと。
勢いにおされ、マフィアの書籍を大量に買ってしまった(まだ読めていない)。