Brand Design

Brand Design|CHAMBER OF CRAFTERS

※どのような戦略でブランドを設計したかを推察するトレーニングです
※下記は、個人的な推察のため正しいかは不明です

□ブランド
・CHAMBER OF CRAFTERS
http://chamberofcrafters.com/

■ブランド理念(哲学、ビジョン、メッセージ)
・本物を求める男性のためのグルーミングブランド

■アウトプットメッセージ(ボディコピー)
・人生を顔に出せ。見た目か中身かじゃなく、大切なのは生き方だろ?胸を張れる人生を生きているか。それは顔に出ているか。さえない表情をしていないか。自らピークを降りるな。さあ肌を整えて、死角のない人生へ。自身のついた顔立ちは、きっとあなたをさらなる上のステージへ引き上げる。すべては、本物を求める男性のために。

■ストーリー(背景)
・仕事もプライベートも充実していてオシャレにも気を抜かないのに、スキンケアはきちんと出来ていない大人の男性に向けて、職人の相棒(ギア)となるようなアイテムを提供したいという思いから生まれた
・欧米のバーバーのような世界観をエッセンスに加えたグルーミングブランド

■ビジュアルアイコン(色、形)
・黒やシルバーを基調
・手触りのあるクラフト感

■パーソナリティ(振る舞い)
・見せかけではなく本物を信じる、こだわりぬいた男の哲学のような振る舞い
・男が見てもカッコいいと思える男臭さとスタイリッシュさ

■企業貢献(ブランドの意味)
・美容男子向けのブランドが多い中で、いい意味で男臭い男性向けのブランドの設立
・I-NEの得意とする本質追求を男性ブランドで貢献 

■ドメイン(狙う市場)
・30-40代男性のスキンケア市場

■戦略ターゲット(顧客)
・30-40代の本物を求めるビジネスマン
・スーツ、靴、ネクタイなど、自分が納得するようなブランドを揃え、きちんとしたもので自分を構成したいと考える男性

■イメージタレント(ミューズ)
・世界を相手に活躍するプロサッカー選手清武弘嗣選手、山口蛍選手をアンバサダーに起用
・プロサッカー選手は特定の分野の職人であり、彼らの生き様、ライフスタイルがブランドの世界観と合致した

■生活者インサイト(価値観、心が動くスイッチ)
・スキンケアこそ自分を構成する要素
・何もしないことがカッコいいなんて時代錯誤
・カッコいいスキンケアだって存在する

■カテゴリインサイト(カテゴリの捉え方、選択基準)
・ユニセックス向けのブランドや美容男子向けのブランドは最近多いが、友達や恋人が見ても恥ずかしくないブランドが存在しなかった

■ブランド体系(商品ポートフォリオ)
・洗顔、ローション、ジェルやワックスなど首から上のスキンケアライン

■ポジショニング(差別化、USP)
・男性がカッコいいと思えるスキンケア
・美容室よりも床屋のような男っぽさを常に残す

■機能(フィーチャー)
・洗顔は、皮脂を落とし、角質をほぐす
・そのままシェービングできるような泡立ちも
・ジェルは、ウェットな輝きと、強力セット力できっちり決まる
・頭皮ケアや皮脂吸着など男性の悩みも考えている

■情緒的ベネフィット(ブランドが生活者の気持ちに与える変化)
・本来スキンケアなんて女性っぽさをどこか感じるものが、男度が少し上がるようなポジティブさを身にまとえる

■社会的ベネフィット(ブランドが改善する生活者と他者の関係性)
・スーツやカバンなどモノでカッコつけるのではなく、顔や髪からもきちんとすることで、中身も伴った男性群に入った気持ちになれる

■自己表現ベネフィット(ブランドが支援する生活者の自己イメージの確認と強化)
・媚びないカッコよさをまとって自信が持てる

■感覚的モチベーター(快楽/苦痛)
・どこかに残る男性特有の面倒くささを取り除いてくれており気が楽だ
(そのままシェービングできるスキンケア、シャンプーですぐに落とせるヘアケア)

■期待的モチベーター(希望/不安)
・ドラッグストアで売っている安価なマスプロダクトを使っている周りの男達よりも、きちんとしたもの、いいものをつかっていることでの成功者への仲間入りを実感

■帰属モチベーター(承認/疎外)
・中身も伴う男性郡の仲間入り

■ブランド体験設計(メディア)
・ECを中心としたブランド展開
・バラエティショップにて先行発売
・あべのハルカスなどでイベント展開
・海外の職人から生まれたブランドの顔つきをしたMovie

キレイすぎる顔つきよりも、ザワザラしたような手触り感、クラフト感のある、男性用ブランドはこれまであまりなかったので、ポジショニングとしてはうまい。

キレイ目の揃ったジャニーズに対抗するEXILEというか。

男臭さがある方が、使っている生活者は恥ずかしさを感じないのも良い。

I-NEっぽく、リリース当初からブランドの顔つきがはっきりしているのと、海外からの人気ブランドっぽい出で立ちなのが特徴。

個人的にいいなと思うのが、男性特有の「面倒くさいことを嫌い簡単に済ませたい荒っぽさ」を、機能できちんと吸収しているところだ。

洗顔をしたらそのままシェービングできるとか、ワックスに頭皮ケア皮脂吸着成分を配合しているところ、しっかり髪型が決まるのにシャンプーで簡単に落とせるなど、男の人の気持ちが置き去りにせず、きっちり機能に盛り込まれているのが、本物を求める男性のための~と謳っているブランドの口だけではない信頼性をより感じさせる。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
BI・デジタル・ストプラ

 

二児のパパ

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