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This article was written on 06 6月 2017, and is filled under Contents, TV.

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生活者が本当に見たいコンテンツが作れるか

コミュニケーションを考えるうえで、生活者が本当に見たいコンテンツを作ることはとても難しい。

 

自分は観ないけど他の人はきっと観るだろう、と考えてコンテンツを作るのが一番最悪だ。

 

自分がやらない行動を人が行うと思ってしまうことってプランナーの中でよくある。

 

この商品を使わせてInstagramに投稿させよう、みたいな提案がよく出るが、「あなたはそれ本当にやるの?」と聞くと、「絶対やらない」と答えが返ってくる。

 

自分も観たくなるくらいのコンテンツは、人も観たくなる、という考えで、視線を生活者と合わせて考えないといけない。

 

そういう意味で言うと、AbemaTVの1周年記念企画「亀田興毅に勝ったら1000万円」は、AbemaTV過去最高の1000万人が視聴し、サーバーがダウンするほどの強力なコンテンツとなった。

 

構造はガチンコファイトクラブと同じだ。

 

オラついたヤンキーやギラついているホストが、プロボクサーと本気で勝負したときに、いったいどれくらいの力の差があるのか知りたい!観てみたい!と興味をわかせた。

 

実際に、ヤンキーの方がプロボクサーを倒してしまうのではないかとか、いやあんなオラついているけど、実際プロの前では大したことなく、ボッコボコにやられるのではないかと色々想像させ、その結末が知りたくなる。

 

結論が知りたくて、多くの人がその時間に視聴した。

 

強いコンテンツは、人を動かす良い事例だ。

 

 

親目線で言うと、NHKの奇跡のレッスンという番組も強力なコンテンツの一つだと言える。

 

親からすると、普段行っている子育てが正しいかいつも悩む。

 

例えば、運動ができるようになってほしいから、習い事を通わせたり、ボールやバットを買ってあげて良い環境を作ろうとする。

 

それでも、この育て方でいいのかな、と心のどこかで不安な気持ちになる。

 

そんな親の潜在的な悩みを捉えたのが、このコンテンツだ。

 

世界で超一流の指導者が子どもたちを一週間コーチするという番組で、サッカー編やチアダンス編、陸上編など複数ある。

 

超一流の指導者は普通のコーチの指導方法とは異なる。

 

教え方が違う。

伝える言葉が違う。

声をかけるタイミングが違う。

 

指導者によってここまで違うかと驚くほど、子どもの潜在能力を大きくひき出させる。

 

弱小チームがたった一週間のトレーニングで、強豪チームと互角に渡り合うまで急成長する。

 

この番組では、普通にやっていては知りもしなかったやり方で、子どもを飛躍的に成長させることを明快に示してくれる。

 

親が潜在的に知りたかったことを、想像もしないようなやり方で解くということが興味をそそるのだろう。

 

 

人が本当に知りたいことって、企業側から設計することは非常に難しい。

 

ましてや、そのコンテンツを考え付いたとしても自社の商品と結びつけることは更に難しい。

奇跡のレッスンの途中で、ユニクロのTシャツとか出したとしても、全然結びつきが悪いし、ユニクロじゃなくて他のブランドでも全然良い。(NHKなのでCM自体ないけど)

 

人が見たい強力なコンテンツ。

これからも蓄積して、法則まで導いていきたい。

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