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稼げます系スパムがInstagramに流れてきている理由

LINEが会員数を伸ばしていた頃、それと共に出会い系スパムが急激に増えていた。

よくわからないアカウントから友達申請があり、メッセージを開くと、URLをクリックしてね、とLINE外部でコミュニケーションをしようと促される。

そのまま出会い系サイトに誘導され、有料課金の対象になってしまう、というものだ。

 

そしていま、Instagramが流行り、「年収数千万円も稼げます!」と謳う、稼げます系スパムが増えてきた。

その中には、本当に儲かるもの、怪しくないものもあるかもしれないが、明らかに海外の人の写真を勝手に使ってるだろ、とか、女性になりすましてるだろ、と思うようなアカウントも散見される。

 

Instagramで稼げます系スパムが流れ込んだ理由に、Instagramのキラキラ写真を投稿しあう場という特性が関係している。

Instagramでは、自分を良く見せるような旅行の写真や部屋の写真、コレクション的に残したくなる綺麗な雑貨や家具、ファッションスナップなどがいっぱいだ。

タイムラインを眺めていると、友人が今後はあの国に旅行したんだ、とか、あの人気の商品を買ったんだ、というキラキラした情報が飛び込んでくる。

稼げます系アカウントでも、こんなバッグ買った、こんな服着てます、こんな国に旅行に行ってきました、毎日こんなに稼げましたといったキラキラ憧れライフの写真を発信している。

本当に儲けた写真なのか、どこぞで拾ってきた写真なのか真偽は不明だが、ついつい写真をみているとその生活に憧れを抱いてしまう。

 

そして、その生活を手に入れるための稼ぎ方を教えます、というプロフィールや投稿内容にひかれてそのアカウントと接触してしまう。

稼げます系スパムは、Twitterでは文字をベースとしたコミュニケーションの場なのでまだあまり多くなかったし(またはうまくいきづらかったし)、Facebookは実名なのでスパムアカウントのボリュームが少なかった。

ここでInstagramの匿名での投稿が可能な特性と、キラキラ写真を投稿しあう場という特性をうまく使って、稼げます系スパムが増えてきている。

あの手この手で稼ぐのも凄いし、最近のスパムってSNS内に入り込むので、一個一個運用しないといけない運用型スパムのため、手間もかかるだろうなぁと客観的に思ってしまった。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
BI・デジタル・ストプラ

 

二児のパパ

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