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ラインナップも大幅に増え進化するスマホ漫画

じわり、じわりとスマホで読める漫画、電子コミックが増えてきた。

特に、昔から有名な漫画の電子化、1話ごとの細分化したコンテンツの配信が目立つ。

数年前から、多くの出版社が自社プラットフォームにて、雑誌やコミック、小説などを販売し、書籍の電子化にトライしてきた。

そのプラットフォーム戦争でいくつかのサービスが淘汰され、少し落ち着いてきたように感じる。

その後、LINEのように巨大会員を持つサービスと手を組んで展開したり、飲料メーカーとコラボを行いwin-winなサービスを目指すものも出てきたりと、新しい取り組みにトライする企業も出てきた。

 

もともと、漫画はスマホと相性が良い。

スマホの利用属性をみても、20-30代の若年層が多く、エンタメコンテンツは好んで見られている。

最初は、スマホの小さな画面で書籍を読むことに抵抗はあったかもしれないが、そこはユーザーの「慣れ」の問題で、徐々にコンテンツが増えるに従ってスマホで漫画を読む人も増えてきた。

また、スマホの画面の大型化も漫画を読む上で、追い風になったのではないか。

最近発売されたiPhone6では4.7インチもあり、スマホの画面サイズが年々大きくなり、ミニタブレットと化している。

 

「無料」で「会員登録なし」で読めるスマホ漫画をいくつか紹介。

 

少年ジャンプ+

集英社が展開する、少年ジャンプの漫画が無料で読めるアプリ。

ドラゴンボール、ジョジョ、ろくでなしブルース、デスノートなどの懐かしいコミックから、ワンピースまで人気コミックが揃っている。

先週までやっていた、こち亀コミックス100冊が100時間限定で無料配信中というインパクトのある企画も良かった。

manga2

 

ComicWalker

KADOKAWAの漫画が読めるアプリ。

エヴァやガンダムが無料で読めてしまう。

やや大衆向けの漫画が少ないが、KADOKAWA漫画ファンにはとてもありがたいだろう。

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マンガボックス

DeNAが運営する漫画アプリ。

毎週1話ずつ更新されており、王様ゲーム、金田一少年の事件簿、寄生獣、進撃の巨人などの人気漫画が読める。

GREEN WORLDZ、恋と嘘、穴殺人、ドリィ❤キルキル、アポカリプスの砦、天空侵犯、ビリオンドッグズ、アクノヒガン…と知られていないが、ここでしか読めない面白い漫画が多いのが特徴。

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LINEマンガ

100作品以上を展開するLINEの漫画アプリ。

秋田書店、講談社、集英社、小学館、スクウェア・エニックス、白泉社など約50社以上の出版社・レーベルが提供しており、多くの出版社の人気コミックを取り揃えている。

東京喰種トーキョーグール、進撃の巨人、失恋ショコラティエ、L・DK、好きっていいなよ。火ノ丸相撲など、とにかく面白いコミックが豊富。

個人的には、テラフォーマーズ、アゲイン!、ボーイズ・オン・ザ・ラン、ドンケツ、バチバチ、彼岸島、スプライト、CO-DOKU GAME、鬼畜島、恨まれ屋、土竜の唄、キミと死体とボクの解答、ジェノサイダーが好きで、毎週更新を楽しみにしている。

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comico

スマホに特化した漫画アプリ。

ひとコマずつ、縦に並べて、下にスクロールして読むスタイルで、とても読みやすい。

ReLIFEが面白くて、ReLIFEを読みに毎週起動しているくらい。

全編カラーで画像一つ一つが大きく、電子漫画としては他のアプリよりもユーザーに優しい。

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週刊ジョージア

漫画アプリではないが、ジョージアが展開するエンタメアプリ。

男性が珈琲を飲むとき、このアプリで楽しんでもらい、ジョージアのブランディングに繋げたいというもの。

美味しそうな焼き肉を奇麗に撮った肉グラビアや、ジョージアの缶コーヒーを撮影すれば見れる袋とじ、ヤンジャンやヤンマガにあるようなグラビアアイドルの写真集、そしてエンジェルハートや頭文字Dなどの漫画が一つに収まった魅力的なコンテンツプラットフォームだ。

週刊マガジンで連載されていたスーパードクターKが昔から好きで、更新がいつも楽しみで読んでいる。

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電子漫画は、閲覧回数の多いものや、閲覧時間の長いもの、リピートユーザーが多い(頻度が高い)ものなど、読者の反応を細かく把握出来る。

また、紙のコミックのように印刷するわけではないので、コストもかからず、チャレンジングな取り組みができる。

能力は高いが知られていない新人漫画家の発掘もしやすいし、comicoのような「コマ」単位でバラバラにした漫画をスマホで展開、その後人気が出ればそのコマを紙のコミックのように配置して販売という、デジタル→リアルの新しいリリースの仕方もできる。

この方法は、漫画家自身が書籍化したことで驚いていたくらいだ。

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また、comicoで夏にリリースしていた、音声つきホラー企画「朱」はとても挑戦的な取り組みである。

ひとコマずつ縦に読み進めるのは、ReLIFEと変わらないが、そのコマの中が動いたり、音を出したりする。

漫画と動画を組み合わせたような、今までに無い新しいコンテンツだ。

自分のペースで漫画を読み進めることができるのだが、ところどころ動画に切り替わり、コマが突然ぐっと寄ったりと怖さが倍増している。

この仕組みを取り入れた漫画と動画の中間的なコンテンツをもっと増やせば、デジタルだから表現可能な作品も増えるのにと思ったほど。

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もう一つ、デジタルだからできるものとして拡散がある。

現在、これら「無料」で「会員登録なし」で読める漫画の多くで取り入れているのは、ソーシャルメディアでの投稿と引き換えに次の話を先読みできる機能だ。

アプリをリリースする企業からは、会員を増やして広告費収入の向上やコミック単体の売り上げ増に繋げたい。

ユーザーは、ソーシャルメディアでつぶやけば無料で作品が先読める、というお互いにwin-winな仕組みを取り入れて成り立っている。

デジタルだとすぐに広がるし、そのままアプリDLと一気にコンバージョンさせることも出来るので、ビジネスのスピードも早いだろう。

 

こういった漫画のような有益なコンテンツは、まずは自社プラットフォームで広げようとする流れが最初に起き、乱立したプラットフォームが淘汰され数がぐっと減る。

その後、大きなプラットフォームが生き残ったり、LINEのような大きな会員を持つサービスに乗っかり広く展開するようになる。

小さなプラットフォームは独自の見せ方を行い、専門化した形をとる。

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漫画はこうした動きを得て、電子化された書籍が日に日に増えているが、音楽業界はまだ漫画ほど動きが早いわけではない。

権利や違法コピーの問題でなかなか進みにくいのだろう。

来る、来ると言われているSpotifyも日本でのリリースに難航している。

書籍も音楽も、コンテンツの解放は時間の問題だと考えており、数年経つことでもっと広がりをみせていくはずだ。

まずは漫画がきちんと儲かる仕組みを作り、海外などへの横展開が成功すれば、そのモデルを音楽や映画、ドラマなど日本の持つ魅力的な他コンテンツにも応用していきたい。

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Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
BI・デジタル・ストプラ

 

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