タイアップ

AKB48を使ったキャンペーンの広告効果

2011-2012年にかけて、多くの企業がAKB48を起用したキャンペーンを実施した。

ただ単に流行のアーティストを起用するだけのブランディング目的ではなく
ちゃんと売り上げに繋がっているものが多く
改めて流行のアーティスト、タレントを起用することが大切か考えさせられる。

 

1. 江口愛実 アイスの実/江崎グリコ

2011年から江崎グリコはアイスの実のイメージキャラクターにAKB48を起用し、
メンバーの顔パーツをCG合成し、江崎愛実の名で広告に登場させた。

謎の新メンバーが話題を呼び多くのメディアが取り上げ、
PR効果は広告費換算で30億円にのぼった。

そして、2011年販売数は、前年比150%超を記録。

メンバーの顔パーツを合成し500万通りのオリジナルメンバーを作れる
AKB48推し面メーカーを公開。

変顔をわざと制作してソーシャルメディア上で投稿する人も多かった。

週刊プレイボーイにもグラビアを飾ったり

リアル愛美が登場したりと

かなり詳細に設計された大型のキャンペーン。

一連のプロモーションにおける
ツイート数は58,000件、サイトアクセス数が約7,000万PV、
WEBニュース掲載1,158件、TV報道94件、新聞雑誌報道270件と
圧倒的な広告効果を残した。

 

2. ワンダフルルーレット WONDA/アサヒ飲料

2011年3月からWONDAのキャラクターにAKB48を起用。
56人のメンバーが登場する消費者キャンペーンは
同ブランド過去最大の応募件数を獲得した。

ギネス記録に認定のTV CMなど続々と話題性の高い施策を展開。

同年のワンダブランドは累計前年比108%、3,863万ケースを販売。
年間で過去最高の販売数量となった。

2012年7月でも、前年比104%と堅調な伸びを見せている。

 

3. バランス戦隊ベジレンジャー 野菜一日これ一本/カゴメ

2010年の5月より、野菜一日これ一本の広告にAKB48を起用。
メンバー25人が野菜キャラクターに扮したTV CMと消費者キャンペーンを中心とした
施策は評判となり売り上げを一気に拡大に転じさせた。

モバイル限定のプレゼントキャンペーンでは、
2,000名当選のところ、約2ヶ月半の期間で400万件を超える応募があった。
カゴメのキャンペーンでは過去最高の応募件数を記録。

2年間の3回のキャンペーンで応募数は1,200万件を超え
販売数は、起用初年度に前年対比で3割増と大きく伸長している。

 

4. スタートダッシュは、ドコモから! 応援学割/docomo

NTTドコモの応援学割キャンペーンでは、AKB48を起用することで
認知度、販売数ともに大幅アップさせることができた。

駅に掲載される屋外広告もAKB48を前面に出した広告で
とてもインパクトあるものだった。

キャンペーン後、認知率は前回に比べ学生、親ともに15%以上上昇し80%を超えた。

また、販売件数では、前回のキャンペーンと比べて2倍以上に達した。

 

5. 夏はICEで!カップヌードルライト カップヌードルライト/日清食品


2012年から日清食品のカップヌードルはAKB48を起用。

ドキュメンタリータッチのTV CM「REAL」や、氷を入れる驚きの食べ方を提案するCM「サプライズリレー」を展開。

等身大のAKB48の姿を通してカップヌードルのメッセージを伝えている。

「REAL」シリーズのキャンペーンは個人的に好きだ。

華やかな世界で活躍するAKB48の等身大の姿がTV CMから伝わってくる。

AKB48メンバーの日常にフォーカスし、レコーディング場面やコンサートの合間のオフタイム、メンバー本人の自宅シーンなど、1人ひとり異なるシチュエーションにてありのままの姿が赤裸々に公開されていく。

日清 カップヌードル REAL 前田敦子篇 卒業 / AKB48[公式]

日清 カップヌードル REAL 高橋みなみ篇 / AKB48[公式]

日清 カップヌードル REAL 島崎遥香篇 / AKB48[公式]

日清 カップヌードル REAL 指原莉乃篇 / AKB48[公式]

日清 カップヌードル REAL 岩田華怜篇 / AKB48[公式]

Facebookは公開から4ヶ月で5万いいね!を超えた。
2012年5-7月のカップヌードルライトの売り上げは、前年比250%を記録した。

 

6. AKB48ひかりTVもばいる ひかりTV/NTTぷらら

NTTぷららが運営するひかりTVでは、2010年からAKB48を起用。
AKB48のオリジナル番組を制作したことでプロモーションの差異化につながった。

2011年度は約60万会員純増と過去最高の伸びを記録。
2012年3月末に念願の200万人を達成。

ひかりTVでしか観ることができないキラーコンテンツ
AKB48のガチチャレが会員増加に貢献。

 

他にも、
エスエス製薬「AKB!ニキビ!ハイチオールB!!」、
イー・モバイルCM「夢の直行直帰」、
ピーチ・ジョン「ハートブラ広告キャンペーン」、
カスペルスキー「峯岸化フライングゲットキャンペーン」、
ラウンドワンCM「とことん笑顔だ」、
日本ヒューレット・パッカード「Love PC,Love HP.キャンペーン」
……などなど。

タレントCM起用社数ランキングの上位を独占するAKB48。

アーティストを、売れる前から育てていく。
こういったアーティスト開発も立派なコンテンツ開発であり先見の目と、長期的な投資が大切だ。

関連記事

  1. トレンドワード 『ステマ』
  2. 企画書の書き方をどうマスターするか
  3. Youtubeのサービス
  4. もんすたぁ
  5. K1ワールドグランプリ
  6. ターゲットのネーミング
  7. きっかけ
  8. なめこ栽培

Profile

 

千田 智治
Tomoharu Senda

 

広告会社 勤務
BI・デジタル・ストプラ

 

二児のパパ

My Social Media Account

  1. Facebook
  2. Instagram
  3. Twitter
  4. Booklog
  5. RSS

ピックアップ記事

PAGE TOP